ゴルフに興味がある方であれば、「打ちっぱなし練習場」という言葉を耳にしたことはあるでしょう。しかし、利用したことがないと、どんな場所であるのか具体的にイメージしにくい方も多いはずです。

こちらでは、打ちっぱなし練習場の概要と最初に打つ球数についてご紹介いたします。

ゴルフの打ちっぱなし練習場とは、一般的に網で覆われた所でゴルフの練習をする場所のことを指します。練習場には、屋外練習場と屋内練習場があり、それぞれ以下のような違いがあります。

●屋外練習場
屋外練習場は、網で覆われた屋外でゴルフの練習ができる場所です。天井がないため、開放感があります。広々とした場所で練習するため、ご自身の打った球の飛距離を確認できるのが利点です。2階立てや3階立ての練習場もあり、そういった所では打ち下ろしを意識した練習もできます。気持ちよく練習したい方におすすめです。

●屋内練習場
屋内練習場は、その名の通り室内の練習場です。ネットに向かって打つ所もあれば、バーチャルゴルフで練習できる所もあります。屋外練習場よりも運営費が抑えられるため、安い費用で利用できるのが利点です。天候に左右されないため、いつでも利用できます。安い費用で練習したい方、バーチャル画面を用いた練習をしたい方などにおすすめです。

施設やサービスの利用にかかる費用は、地域によって差があります。安い費用で利用したい方は、事前に利用料金を調べておくことをおすすめいたします。一般的に地方の打ちっぱなし練習場は距離が長い所が多く、反対に都市部の打ちっぱなし練習場はあまり広くない所がほとんどです。

練習場には、打ち放題サービスがある所も多いです。一定の利用料金を支払えば、時間内無制限で打てます。安い費用でたくさん練習したい方におすすめのサービスです。何度も打てることを活かして、フォームの確認やコントロールの練習などを意識して行うと上達するでしょう。また、打ち放題はストレスを発散したい方にも人気があります。勢いよくボールを打つことで、すっきりとした気持ちになれるでしょう。

ゴルフのビギナーでまだあまりボールを打った経験がない場合は、100球で練習することをおすすめいたします。激しく走るわけではないため、100球くらいは簡単に打てるように感じるかもしれません。しかし、意外にも100球を打つのはハードです。特に初心者のうちは、無駄に力が入ってしまい、すぐに疲れてしまうことも珍しくありません。適度に休憩・水分補給をしながら、様子を見てどのくらい打つのか見極めましょう。暑い日は水分補給をしないと倒れる可能性がありますので、ドリンクを用意し、いつでも飲めるようにしておきましょう。

また、体力的には問題がなかったとしても、手にマメができてしまうことがあります。適度に手を見て、マメができていないか確認しましょう。

また、打席に入った直後は、いきなりフルスイングするのではなく、短めのクラブで軽くスイングすることからスタートするとよいでしょう。まずはクラブでボールを打つ感覚を養い、慣れてきたら思いっきり打ってみましょう。ウォーミングアップが済んでいないのに、突然激しくショットすると、怪我のリスクが高まります。体を慣らしてから本格的に練習することが、安全にゴルフをするコツです。

練習場で、100球を目安に練習を続けていけば、上達していくことでしょう。しかし、より効率よく練習したいのであれば、スクールのレッスンを受けることもおすすめです。ぴあウォークヨコタでは、4人のインストラクターが在籍しております。スクールレッスン・個人レッスン・コースレッスンなども行っているため、ニーズに合わせて選べるのが強みです。体験レッスンもありますので、まずはお気軽にご利用ください。

ゴルフの打ちっぱなし練習場は、初心者・上級者に関係なく、誰でも楽しくゴルフの練習ができます。しかし、より楽しく気持ちよく練習するためには、利用する際のマナーや楽しむためのポイントを押さえておくことが大切です。

打ちっぱなしを利用する際は、以下のマナーを守りましょう。

●打席以外の場所でクラブを振らない
クラブは、打席でのみ振るのが原則です。練習場の通路は、それほど広くない所も多く、人が歩く場所で振ると大事故につながる恐れがあります。打席に立ち、周囲の安全を確認してから振りましょう。

●大声を出さない
友人と一緒に行った場合、つい盛り上がってしまうこともあるでしょう。しかし、周りにもお客様はいますので、大声を出さないように注意が必要です。
騒がしいと、せっかく集中して練習をしている方に迷惑をかけてしまいます。

●フェアウェイに足を踏み入れない
クラブや球が間違って前方（フェアウェイ）に飛んで行った場合は、ご自身で回収せずにスタッフを呼びましょう。フェアウェイは、ボールが飛び交うエリアです。誤って他のお客様が打ったボールが体や頭に直撃してしまえば、大怪我をする可能性があります。

●泥酔状態でゴルフをしない
ゴルフは、クラブを大きくスイングして硬いボールを打つ競技ですので、安全を意識してプレイすることが求められます。お酒に酔った状態では安全にクラブを振ることは難しいでしょう。練習前や練習中は飲むことを控えて、怪我のないようにプレイしてください。

●おしぼりの使い方に注意する
練習場には、おしぼりが置かれていることが多いです。このおしぼりは、汚れたクラブや靴を拭くものではなく、手を拭いてもらうために用意されています。練習場の中には、クラブ用の布を準備している所もありますので、用意されているおしぼりや布の使い方で迷った際はスタッフに質問するとよいでしょう。

打ちっぱなしを楽しむためには、以下のようなポイントを押さえておくとよいでしょう。

●足りない道具は借りる
初心者のうちから、ゴルフ用品全てを一度に用意するのは大変です。「全部の道具を集めてからでないと利用できない」と生真面目に考えてしまう必要はありません。打ちっぱなし練習場では、道具のレンタルをしているのが一般的です。特に服装が決まっているわけではなく、動きやすい格好であればどなたでも利用できます。「まずはやってみよう」といった調子で、ゴルフの練習にトライしてみてください。

●端の打席を選ぶ
初心者のうちは、打ったボールが妙な方向へ飛んでいくこともあり、他人の目が気になる方は多いでしょう。真ん中あたりの打席だと左右に他の人の打席があるため、気になって緊張しがちです。
初心者の方は、なるべく端の打席を選ぶのがおすすめです。端であれば、少なくとも片側にしか打席はありませんので、他人の目が気になりにくくなるでしょう。

●ゴルフに詳しい方と一緒に行く
友人や家族にゴルフ経験者がいる場合は、一緒に練習することをおすすめいたします。特に初めて利用する際は、詳しい方が一緒にいたほうが心強いでしょう。受付から練習するまでの流れを学べるのはもちろん、実践的なゴルフのスキルも教えてもらえます。

●平日の朝・昼を狙う
打ちっぱなしは、平日の朝や昼に利用するのがおすすめです。休みの日は、利用者が大勢いるため、順番待ちが生じることもあります。ストレスなくスムーズに練習をしたいのであれば、待ち時間が生じにくい平日の利用をご検討ください。
平日は、ボール代金を安く設定している所が多いので、お得に練習したい方にもぴったりです。

打ちっぱなしの練習場には屋外と屋内があります。始めたばかりであれば、100球程度を目安にマナーを守りながらゴルフを楽しみましょう。

ぴあウォークヨコタは大阪市東淀川区の市街地でゴルフの打ちっぱなしを楽しんでいただけます。早朝・平日昼間・レディース・シニアなど、お得なコースもございますので、お気軽にご利用ください。